SF・オカルト研【ミステリーサークル】-アーカイブ-

K県Y市某SF高校にて秘密裏に活動中

宇宙人を呼ぼうの回

我々ミステリーサークルの第一の企画として、未知の存在との接触 [コンタクト] を図る計画 [プロジェクト] が始動した。

当初は今日準備をして後日実施する予定でいたが、調べたところ、どうやら毎月24日はUFOを目撃しやすいとかいう説があるらしく、急遽本日決行することに決めた。

 

早速放課後に、空がよく見える屋上へと通ずるガラス扉の前までやってきた。だがしかしButHoweverの後に続く文章は重要、そこで先客の姿が確認された。他にも宇宙との交信を謀る生徒がいたのかと意外に思ったが、まあたぶん天文部やその類いだろう。

仕方なく我々は学校の敷地を出て、屋外で活動することにした。

下見に行った際に撮った 良い場所を見つけた

 

宇宙人の呼び方は義務教育で習っておらず、また図書室で探してみても該当する情報が見つからなかったため、放課後までにネットで色々調べてみた。

そこで得た数々の方法の中で実際に試したのは以下である。

 

  • 空に向かって「ベントラーベントラースペースピープル こちら〇〇、応答せよ」と念じる
  • 「ゆんゆんゆん」「ぎゅんぎゅんぎゅん」「ふぁんふぁんふぁん」などと唱える(宇宙船のエンジン音らしいです)

 

10分間ほど念じ続けたところで、まだ未確認飛行物体を確認できていなかったが帰りの列車が来てしまい、(UFOが)今向かってきてるところだったらなんだか申し訳ないので「ベントラーベントラー、何かありましたら後日改めてお訪ねください」とだけ残して本日の活動、宇宙人を呼ぼう計画を一旦終了した。

 

次回は更に多くの手段で試してみたい。

 

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